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ニッパーの病気~その後~パート2
2011 / 02 / 27 ( Sun )
ニッパーの病気はずいぶん良くなりました。
ご心配をおかけいたしました、とともに励ましのメールを有難うございました。

お正月明けから始まった徘徊もずいぶんとおさまり・・・
今も徘徊しますが、目的のある時だけになりました。


目的???とは? 散歩とご飯の催促です~~


トイレはすっかり元通りになり、オムツも外れて一安心。

ニッパーが最初に発病した免疫介在性血小板減少症は、
ステロイドの治療ですっかり影を潜め、心配していた肝臓の数値も
すっかり元通りに近い数値になりました。
・・・が、併発した血栓症の後遺症で脳と左後ろ足に障害が残り、
これからしばらくは根気のいるリハビリに入ります。

これは今日撮った写真。耳の立ち方が左右違うのが解るでしょうか?
耳の立ち方


左目の動きがおかしいので、左側だけあまり見えてない?のか?
脳神経障害で耳の動きがおかしいのか??
耳は常にこの状態です。
もっと怖いのは・・・
堅い物を奥歯で噛み締めると眼球が出たり引っ込んだりします
これも、脳神経障害からくる顔面神経の障害ではないかと言う事です。



主治医の話では、

犬の血栓症はまれで、ニッパーの場合はステロイドで免疫を抑制したため、
大量の血小板が血管の破れた壁に付着して止血、
そのまま血栓となり血管を詰まらせたと思われます  との事。

うーん、確かに発症した時はお腹が全面紫色だったから、
かなりの箇所で血管が破れていた感じだった。
血小板が血栓となって脳幹や大動脈を詰まらせたのは、それから4ヶ月後。
ずいぶんタイムラグがあるけど、血栓症とみて間違いないらしい。


二月に入って、

「もしかして心臓病(拡張型心筋症)かも?

 エコーとって検査しましょう」

と言われた時はさすがに言葉に詰まって泣いてしまいました。
(血栓症の原因は心臓である事が多いらしい)
何かの役に立てばと思い、次の検査にルーニーを同行させ、
一緒にエコーをとって比較してもらいました。

すると・・・


「やっぱり、ちがうかも。

 この子達の心臓はもともと平ぺったい形なんだねー。
 
 ルーニーちゃんの方が心臓に勢いがあるけど、

 ニッパーちゃんも数値の上では収縮率は標準ですよー。」  だって。


ちょっと先生っ!!私がどんだけ心配したか!!

ホッとしたらまた涙が出て来て、

ニッパー「おかーさん泣いてんで?」  ルー「なんで?」
 
みたいな感じで2匹は私を見てキョトンとしていた。

今日撮影した散歩の動画です。
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ニッパーの左後ろ足がびっこを引いているのが解るでしょうか?

動画だと解りにくいですが、逆に解りにくいぐらいに回復したということか?

よろけ始めた頃はこんなもんではなく、ちょっとした段差でも腰からガックリ崩れ落ちてしまう程でした。


ベッドやソファーにも飛び乗るのが一苦労だったので、なかなか乗ろうとしませんでしたが、
最近はこのようにソファでへそ天を披露しております。
寝姿



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23 : 05 : 41 | 病気 | コメント(16) | page top
ニッパーの病気~その後~
2011 / 01 / 20 ( Thu )
たくさんの方からご連絡を頂いたニッパーの病気。
みなさん、ご心配をおかけしております・・・

一昨日、私は仕事があったので、旦那に頼んで病院に連れて行ってもらい、
いま血液検査の精密検査待ちです。

今日、カイママとnonkoさんがニッパーのお見舞いに来て下さいました。

「思ったより元気そう。」

と言ってもらって、内心ホッとしました。

泣かれたらどうしよう・・・と思っていたので。

ニッパーもお二人を認識したようで、玄関までお出迎えし、
カイママにスリスリ、nonkoさんをクンクン、

「よう来たな。

 ま、上がりぃや。」

とばかりに、二人を奥へご案内。
カイママのお膝の上で、しばしくつろぐニッパーでありました。
帰宅後、カイママはカイくんのチェックを長々と受けるハメになったとか・・・ハハハ

二人を認識できたと言う事は、ボケた訳じゃないのかな。
視覚障害と運動障害はあるものの、食欲もあるし。


一番の問題、トイレの失敗も解決。

IMG_8513-495.jpg

昨日から紙オムツにしたのです。

アップにするとこんな感じ。
IMG_8516-496.jpg
IMG_8517-497.jpg

穴は開けずに、尻尾は横に流します。

IMG_8520-498.jpg

嫌がって取ってしまうかと思いましたが、以外にヘーキ。
これで朝夕3時間おきに3回のウ○コもパーフェクトキャッチです


必要ないけど、ルーニーでも実験してみました。
IMG_8525-502.jpg

ルっちゃんも全く嫌がる様子はなく、
オムツつけて30分後にはオシッコでパンパンに(爆)


IMG_8535-507.jpg
ル「オムツは新しいお洋服なんだよね?」「あったかいんだョね?」

という認識のようです。

そうそう、幸せな勘違い
ルーニーもニッパーもやりやすい子で良かった。







22 : 28 : 19 | 病気 | トラックバック(0) | コメント(8) | page top
ニッパーの病気
2011 / 01 / 16 ( Sun )
2011年1月、えらい久しぶりの更新となってしまいました。
お知らせしなければいけない事があります。
ニッパーは病気になってしまいました。
IMG_8410-511.jpg

発病してから4ヶ月、ずいぶん痩せてしまいました。

前回のブログの更新の直後、9月末頃の事です。
パパとランから帰って来たニッパーの足に、少し大きめのアザを見つけました。
2日経っても3日経っても消えないアザ、変だな~と思って
ニッパーをひっくり返してお腹を見てみたら、なんとお腹もアザだらけ・・・。

これはただ事でないと病院に駆け込み、血液検査をして判明したのが
「免疫介在性紫斑病(血小板減少症)」というレアな病気でした。
血小板が少なくなって、自分で血液を作れなくなり、自力で止血もできなくなる病気。
原因は不明で、何がきっかけになるかもよくわかっておらず、年間1~2頭しか症例がないとか。

もちろんセカンドオピニオンも受けましたが、言われたのは全く同じ答え。
現在はステロイド以外治療の方法がなく、約1年は投薬治療を続けるしかないとのこと・・・

幸い輸血をしなければいけないほど重症になる前に発見できたので、
血小板の数値は2週間ほどで回復しましたが、肝臓の数値が上がったり、
血小板の数値も安定しなかったり・・・
それでもニッパー自身はつい最近まで元気に過ごしていました。

それが・・・

お正月明けからだんだんとおかしな行動をとるようになりました。

「徘徊」、ぐるぐると部屋の中を歩き回り、エンドレスで歩き続けたり・・・

「トイレの失敗」、オシッコはトイレでできるのに、何故かウンチは
歩き回りながら所かまわずするようになってしまいました(泣)

あと、「水飲みの皿をひっくり返す」、手で皿を引き寄せ、ひっくり返してしまいます。
水を飲む時も舌が水面に届いておらず、空中を舐めているようで、
イライラして手で引き寄せようとしてひっくり返してしまうようです。

明らかに今までとは違う異常な行動に、どうしていいか解らず、
叱っても仕方ないので、黙って後始末してニッパーの行動を見逃さないようにするのが精一杯の毎日。

ニッパー徘徊の様子



こんな調子で日中はエンドレスで歩き続けます。
夜は11時くらいで寝ますけど、朝は7時からまた徘徊し始めます。

今日のニッパーとルーニー、
二人で仲良くオヤツ待ち。
はよおくれ

ルっちゃんはいつでもポーズ撮れるよ~
IMG_8415-514.jpg

ニッパーは・・・目線が合わないよ~
IMG_8414-513.jpg

アイコンタクトさえ難しくなってきた今日この頃。
ステロイドの量が減ったら元に戻ってくれるのかしら?




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